MRI検査

MRIとはMagnetic Resonance Imaging(核磁気共鳴画像法)の略であり、磁場を利用し軟部組織の観察に優れた検査です。新潟県内で最高の0.4Tという磁場強度をもつMRIにて、脳・脊髄を中心とした神経疾患の画像診断を実施します。全身麻酔下にて約60分程度の検査となります。依頼に応じて関節・腹部の検査も実施いたします。

 

適応疾患

てんかん、脳炎、脳腫瘍、水頭症、脳梗塞、椎間板ヘルニア、脊髄梗塞、脊髄炎、脊髄腫瘍、脊髄空洞症など

 

磁気を利用するため、体内に磁性体(金属物)がある場合には検査が実施できません。

例-マイクロチップ、ペースメーカー、コイル、外科用クリップ、ピン、スクリュー、プレート、胃内異物など。特に過去、手術をしたことがある動物の場合には注意が必要です。

マイクロチップがある場合には、事前に紹介病院にて摘出処置が必要となります。

脳脊髄液検査

脳脊髄周囲の液体を採取・検査することで病気の特定につながる有用な検査です。

MRI検査後に必要に応じて採取します。

下垂体性巨大腺腫の症例
下垂体巨大腺腫.pdf
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