乳腺腫瘍は犬猫に多く発生する腫瘍の一つです。

しこりが見つかった場合、犬では5割、猫では9割の確率で悪性腫瘍だと言われています。

ある程度の広範囲な外科的切除で治療できますが、肺に転移しやすく、実は胸部の精査をすると既に肺転移が見つかり、手術不適応という場合もあります。

レントゲンでは小さな転移を見つけるのは難しいため、手術前にはCT検査による精査が勧められます。

乳腺腫瘍の肺転移
犬の乳腺腫瘍の肺転移